私は幼少のころより岐阜県可児市で育ちました。
地元の可児高校を卒業した後は、宇宙飛行士に憧れて東京大学理科Ⅰ類に入学しました。
しかし、東京大学は卒業することなく中退しています。バイクの事故で、肝臓と肺を潰し、脳挫傷を負ったことで、実家に戻りリハビリに専念することになったからです。
体調が回復してからは、可児市内の学習塾で高校数学の塾講師をしながら、名古屋大学の情報工学部を卒業しました。
このように、私は、理系の勉強と仕事をして参りましたが、大学卒業後に弁護士を目指すことを決意しました。
私自身がリハビリの間に多くの人々に助けていただいたことから、私も苦しんでいる人を助ける仕事をしたいと考えるようになったからです。
理系の学部で磨いた知識と経験は、司法試験には全く役立ちませんでしたが、弁護士になってからは立証活動での強力な武器になっています。
交通事故の事案で、運転手が主張するような自動車の動きはありえないことを物理的に証明したことや、鑑定人が作成した鑑定書の間違いを指摘したことなどがあります。
現在は、地元の人脈を活かして、税理士・司法書士と協力体制を築き上げて、総合的な法的サービスを提供しています。
趣味は冒険旅行とトレイルランニングです。
リハビリで健康を取り戻した後は、アラスカ州を単独で縦断したり、一昼夜かけて山々の中を100km走る競技に参加したりしています。
現在の夢は、「七大陸の最高峰に登頂すること」です。
2017年にはモンブラン(4,810m)に登頂し、2018年にはアフリカ大陸最高峰の山であるキリマンジャロ(5,895m)に、2019年はヨーロッパ大陸最高峰となるロシアのエルブルス(5,642m)に登頂しました。2021年は南アメリカ大陸の最高峰アコンカグア(6,962m)の登頂を目指してトレーニングをしています。
厳しい自然と向き合うことで培った行動力と精神力を、市民のお役に立てていきたいと思います。